ラップをするために生まれてきたようなビギーのラップを余すことなく堪能できる1枚です☺︎
He is ”The Notorious B.I.G”
活動期間:1992年~1997年
出身:ニューヨーク
本名はクリストファー・ジョージ・レイトア・ウォレス。愛称はビギースモールズ、ビギー、ビッグなど。1994年のデビュー作が爆発的にヒット。当時、ドクター・ドレがGファンクを確立したアルバム「The Chronic」により、西海岸のヒップホップが盛り上がりを見せていたが、ビギーの「Ready To Die」も負けておらず、東海岸も盛り上がりを見えることになった。その巨体とラップのスキルで人気を集め、「ジューシー」「ビッグ・ポッパ」などが次々と大ヒットし一躍スターダムに。当時2パックとNo.1人気ラッパーの覇権争いをし、"東西対決"としてマスコミも騒がせたがやがて銃撃事件に発展し、97年3月殺害される。
2人は年齢も近いし東海岸だしデビューもほぼ同じ時期なんですよね。デビュー作にして名
作が2つも同時期にリリースされる90年代アメリカ。当時に行ってその熱気を肌で感じて
みたいです。ビギーの声ってものすごく重厚感があって聴きごたえ抜群で、聴いていると
お腹いっぱいになれるんです。満たされるというか。でもフロウが軽快なのでしつこ過ぎ
ず、ずっと聴いていられるし何度でも聴きたくなるんです。骨太な声質×リズミカルなフロ
ウの組み合わせ最高です。
個人的にHIPHOPにおいてに女性ボーカルを組み込んでいる曲はあまり好みではないんで
すけど、「juicy」は大好きです。トラックも途中で入る女性ボーカルも甘い雰囲気でビギ
ーのラップとかけ離れている感じが逆にクセになります。曲全体もキャッチーだし、幅広
い層に受け入れられるのもわかります。実際大ヒットしたらしいですね。しかし、こんな
に才能の塊であるビギーがHIPHOP東西抗争の犠牲者になって24歳という若さで亡くなっ
てしまったのが本当に残念です。生きていたらたくさんの名作を生み出し続けていたんだ
ろうなと思います。
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