2016年9月3日土曜日

Summer Trip Vol.3:KYOTO.1

夏休み。瀬戸内海に続き、京都に行ってきました〜
1日だったので弾丸でしたが、欲張らず行きたい場所を最小限に留めてまわったのでとても充実した小旅行になりました☺︎

今回は恵文社→カフェ・メメントモリ→京都動物園→菓子工房cheka→無鄰菴というルート。


AM11:30 恵文社

場所は左京区一乗寺。本にまつわるあれこれのセレクトショップ。新しい本だけではなく、スタッフの人たちが納得したものが店頭に並んでいる。セレクトの中には、一般の本屋には置いていないインディペンデントな本やZINE、音楽CD、日用雑貨、ファッション小物なども。



京都に行くときは必ず立ち寄ります。行くたびに新しい本(本以外のものにも)との出会いがあるので何度行ってもわくわくします。


PM13:00 カフェメメントモリ
左京区岡崎。野菜中心のワンプレートランチが人気で売れきれると終了になってしまうので早めに行っておいたほうが◎メインのおかずは日替わり。



ランチはずっと行ってみたかったメメントモリに。この日のおかずは野菜たっぷりミートボールのトマトソース添え。おかず、副菜、サラダ、玄米ごはんすべてがおいしかったです☺︎こじんまりとしていて、店内の日当たりも店員さんの丁寧な接客もとても感じの良い素敵なお店でした。


PM14:00 京都市動物園
左京区岡崎。1903年に開園した、日本で2番目に古い京都市動物園。2015年に数年来の施設整備が完了しグランドオープンされた。

京都動物園はグランドオープンされてから、動物との距離が近い動物園ということで気になっていました!

こんな位置からキリンが見れたり、、



シマウマが見れたり、、



ペンギンがこんなに近かったり、、



動物園ていくつになってもわくわくします☺︎

京都の旅、次回に続きます

2016年9月2日金曜日

Summer Trip Vol.2:瀬戸内国際芸術祭2016~男木島

夏休み、瀬戸内海への旅。
前回は女木島についての記事でしたが、今回は男木島についてになります。


男木島

人口約180人。高松から直接のフェリーはなく、女木島からのアクセスになります。(帰りは高松港まで直接のフェリーが出ています。)女木島からフェリーで約20分。平地の少ない急傾斜の島で斜面を覆う集落には、迷路のような路地がたくさんあります。瀬戸内海の島の中でも面積が小さいため歩いて島をまわることができます。というか細い道、斜面が多いため移動手段は徒歩が向いています。


↓2016年2月に開館されたばかりの小さな図書館、男木島図書館。小さな図書館だけれど本に対する愛情が伝わってくるあたたかい場所でした。スタッフの女性の方の笑顔、挨拶がとてもやわらかく本当に素敵な図書館でした。



男木島図書館


↓島の住民の方々から思い出の品を募り、ひとつひとつボトルにとじこめた作品。たくさんの人と一緒に作り上げる作品てとても素敵です。

栗真由美/記憶のボトル



↓古い空き家の中で日用品やおもちゃがオブジェとなり、くるくるまわっている。日常中の非現実的な光景。とても不思議な気分になりました。

自転-公転/林天苗


↓ふとしたところに突然現れるアート。こういったぱっと見違和感のある風景が島の日常の中に存在していることにわくわくします。

男木島 路地壁画プロジェクト wallalley/眞壁陸二


↓穴を覗いてみたり、中に喋りかけてみたり。好奇心をかきたてられる作品。
オルガン/谷口智子


私、男木島に来たらアート作品を鑑賞する以外にも楽しみがあるんです。
それは海岸に座って吉本ばななさんの「TUGUMI」を読むこと。
TUGUMIの舞台も海に浮かぶ小さな島。(本当は静岡の方の島が舞台らしいのですが、、)この男木島という瀬戸内海の中の小さな島の海岸で、海を目の前にTUGUMIを読んでいると物語の情景がよりリアルにイメージでき、本の世界にすーっと入っていくことが出来るのです。とてつもなく贅沢な読書時間です☺︎
BGMはKaty Perryの「Teenage Dream」。儚くも美しくキラキラとしたティーンエイジ賛歌は自分の中のTUGUMIのイメージソングです。




今回の瀬戸内海の訪問もとても充実したものとなりました。
アートのみならず、この瀬戸内海の島に流れる時間とか空気が大好きです。ぜひ実際に訪れてこの空気を感じて欲しいです。きっと大切な、特別な場所になると思います。

2016年8月31日水曜日

Summer Trip Vol.1:瀬戸内国際芸術祭2016~女木島


夏休みを利用し、瀬戸内海の島・女木島と男木島に行ってきました。今年は3年に一度の瀬戸内海国際芸術祭が開催されています。

芸術祭がない時も訪れているのですが、何度訪れても飽きません。訪れるごとに好きになっていきます。

芸術祭が開催されていないときでも常設作品はたくさんあり、そのアート作品は島に溶け込んでおり島の一部となっています。


女木島

高松の沖合約4Kmに浮かぶ島。高松港からフェリーに乗ってわずか20分で到着することができます。最近では関東からのリピーターも多く、都会から少しだけ離れたプチリゾート地としても注目されています。


女木島港に着くと、たくさんのカモメたちが出迎えてくれます。
カモメの駐車場/木村崇人


↓休校中の小学校をアート作品として展示。カラフルなでサイケデリック!!こんな小学校に通ってみたい。圧倒される作品。パワーをもらえます。



女根 / 大竹伸朗


↓昔の映画館をアーティスティックに蘇らせた作品!チャップリンの映画が上映されていました。映画好きとしてはとてもテンションのあがる展示。


↓ロビーには映画の著名人の似顔絵が飾ってありました。
ISLAND THEATRE…/依田洋一朗


↓約400個の陶のブロックを設置。島の自然、景色の一部として島に溶け込んでいました。
段々の風/杉浦康益


この日猛暑日真っ只中だったのですが(36度!)それ以上に女木島という場所、またアート作品はエネルギッシュで真夏の暑さ以上に熱い場所でした。これまで2度訪れており、今回で3回目にとなるのですが何度言っても刺激をもらえる自分にとってのパワースポットです☺︎

男木島の旅に続く。。

2016年8月28日日曜日

MOVIE:Sing Street



1985年、不況下のアイルランド・ダブリンが舞台。両親の不仲や転校先でのイジメによって人生のどん底を感じている主人公14歳のコナー。ロンドンの音楽シーンをTVで見ている時だけが幸せを感じられるひと時。ある日、街で見かけたラフィーナに一目ぼれしたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナー、楽器の猛特訓と曲作りの日々が始まった。コナーの心に芽生えた恋心と音楽への好奇心が、大きな情熱へと変化していく。



80年代のUKロック、バンド、ファッション、恋、友情、家族との関係。その時代がリアルタイムで青春時代だったわけではないけど、胸をぎゅーっとつかまれっぱなしでした。当時って未熟が故に、嫌なことがあるともう人生の終わりくらいに悩んだりするんだけど、そんな中でもカルチャーや友達、恋によって灰色の毎日がきらきらとまばゆいばかりのものに変わったりもする。そんな甘酸っぱい青春時代を思い出して彼らを見ているとちょっとしたシーンでも涙が溢れてきてしまいました。

登場人物も主人公コナーをはじめ、バンドメンバー、コナーが恋するラフィーナ、コナーのお兄ちゃん、脇役だけど美術の先生まで魅力的な人がたくさん。バンドメンバーの個性あふれるキャラクター達には笑わせてもらいました。中でもお気に入りは漫画などでもよくいる何でもできてしまう主人公の相棒的なエイモスくんと地味に目立ちたがり屋、キーボード担当の黒人のンギグくん。ンギグくんはもっと掘り下げて欲しかったな〜(他のバンドメンバーたちもですが、、)

主人公コナーくんはストーリーが進むにつれてどんどんかっこよくなっていきましたね。

ラフィーナちゃんはエッジの効きまくった美少女!いつもパンツスタイルなのが◎デニムオンデニムスタイルがかっこよかったな。いつも大人びていて強い印象だけど、終盤で初めてコナーくんに愚痴を言ってしまうシーンには泣かされました。コナーくんがあのとき立ち去ったのは弱いラフィーナちゃんを見たくなかったんだろうな。彼自身も精神的にまだ未熟だったし。そんな10代の描きかたもぐっとくるポイントでした。

あとは何と言ってもコナーくんのお兄さん。彼の存在はコナーくんにとっても映画を観ている観客にとっても非常に大きい。もうどれだけ泣かせるんだと言いたいです😅

音楽はもうとにかく全編通して最高です!
80年代のバンドの曲(デュランデュラン、ジャム、クラッシュ、スミスetc...)も良いのですが、なんといっても彼らのバンド、シングストリートの曲が素敵すぎます。
80年代UKロックの良いとこ取り!な曲たちには思わず映画館で体が動きそうになりました。映画観終わって渋谷のタワレコに直行してサントラ購入しました☺︎

ジャケットが圧倒的に良いので輸入盤を購入したのですが、中ジャケットは映画の名場面の数々の写真が載っていて、それを観て映画のことを思い出して愛しい気持ちがこみ上げてきました。


映画の中でも一番好きな曲「Drive It Like You Stole It」この曲が歌われるシーンは映画の中でも屈指の名場面だと思います。

2016年8月25日木曜日

KMD「Bl_ck B_st_rds」



90年代のHIPHOPを変えていたかもしれない。



KMD「Bl_ck B_st_rds」1993年制作。2000年発売。

They are ”KMD”

活動期間:1989年〜1993年
出身地:ニューヨーク ロングビーチ
メンバー:ゼブ・ラブ・X(現MF Doom)(MC)、サブロック(DJ) 、オニックス(MC)

1991年に1st「Mr.Food」をリリース。好評を博し、1993年に2ndアルバム『Black Bastards』を制作したものの、人種差別的なジャケが問題となると同時に、ゼブ・ラブ・Xの実弟であるメンバーのサブロックが事故により突然逝去するという不幸に見舞われアルバムもお蔵入りとなる。ゼブ・ラブ・Xが悲しみを覆い隠すように鉄仮面を被りMF DOOM(METAL FACE DOOM)として活動を再開するまでには多くの時間を要したが、現在に至るまでMC、プロデューサー業において活動し続けている。


ジャケットアートワーク、アルバムタイトル、それらにまつわるアクシデント、メンバーのサブロックの死、そして活動中止、、彼らを取り巻いていた不遇な出来事の数々はこのアルバムによって引き起こされたかのようななんだかいわくつきのアルバム。色々あって解散した数年先の2000年にやっと発売されたというのが驚きです。この作品、聴いてびっくり、93年付近に発売されていた名盤達のどれとも似てない唯一無二の作品だから。引き合いにするアーティストが見つからない。これが予定通り93,94年あたりに発売されていたらHIPHOP史はまた違うものになったのかな?とかいうことを考えてしまいます。

ライムスターの宇多丸さんがNWAについて語っていた時に「本物のギャングであるイージーEが甲高い声であることが逆に怖い、ヘナチョコ声の怖さを感じる」と語っていたのですが、私はKMDを聴いた時にその怖さをひしひしと感じました、、ゼブ・
ラブ・Xは別にギャングではないんだけどその特徴的なハイトーンボイスのラップを初めて聴いた時にちょっとギクッとなってしまいました。しかもフローのスキルが高いから余計に。トラックもドープなんだけどハイトーンていうアンバランスさが全篇を通して不穏さを醸し出しています。とにかく色んな意味でヤバい作品と言えると思います。(褒め言葉)


2016年8月24日水曜日

D'Angelo「Voodoo」



人間に必要な音楽



D'Angelo「Voodoo」2000年発売。

He is ”D'Angelo”

活動期間:1991年〜
出身地:バージニア リッチモンド


シンガー・ソングライター兼プロデューサー。ヴォーカルだけでなく、ピアノ、ギター、そして作詞作曲といったプロダクション作業までこなすマルチな才能を持つ。ヒップホップ、ソウル/R&B、ジャズを革命的なスタイルで取り入れた2作目「Voodoo」で、第43回グラミー賞最優秀R&Bアルバムを受賞。当時R&B/SOULの新しい潮流として注目を集めていた“ネオ・ソウル“の中心的存在として世界中に名を馳せる。ジャンルや世代を超えて多くのアーティストに影響を与え続けている存在である。


ディアンジェロの音楽を聴いたとき、この音楽は何なんだろう。。?」とものすごく不思議な気分になったと同時に聴き進めていくと、空気のように水のように自分の体の中にすーっと馴染んでいく、そんな感覚に捉われました。
私はソウルやジャズ、ファンクといった音楽に関しての知識はほぼないので(むしろブラックミュージックはHIPHOPしか聴いてきませんでした。)本当に自分がただただ感じたままのことを述べると、すごく優しくて純粋。先に記述したしたとおり、体に馴染む。そして音楽へのリスペクト。そう「思う」というよりは「感じる」という表現が正しいです。

気がつけば何度も何度も繰り返してしまう。なくてはならない存在。あまりにも馴染むので、ないと違和感を感じる。自分にとってディアンジェロに出会ってから、彼の音楽はそれほど重要なものになってしまいました。聴くというより全身で感じる音楽です。

2016年8月20日土曜日

PARK MIX TAPE VOL.4:SUNDAY IN THE PARK



PARKでミックステープを作るならその4。

第3弾は”日曜日の公園で聞くプレイリスト”

天気の良い日曜日はサンドイッチとスコーンを作ってコーヒーをボトルに淹れ、バスケットに入れて持って行く。そんなときにぜひ一緒に連れて行って欲しいのはPARKの日曜日の公園にぴったりの曲たちが入ったミックステープ!ウォークマンでもラジカセでもOK。
外で聴けばご機嫌でハッピーな日曜日にしてくれること間違い無しな選曲にしました☺︎


☀︎選曲リスト☁︎


1.My Girls/Animal Collective

晴れた日の空をバックに飛ぶ水しぶきのようにキラキラとした音楽。明るくてまぶしい。スタートにぴったりです♪


2.K Is For Kelson/Bibio

あらゆる音が混ざり合った賑やかで楽しい曲なんだけど同時に気持ち良さも提供してくれるすごい曲◎


3.Another View Point/Conelius

この曲のドラムのビートをバックにバトミントンでも😁


4.Fancy Itch/Forest Of Tongue

ドリーミー。芝生の上に寝っ転がり汚れるのも草が付くのにも気にせずにゴロゴロとしたい気分にかられます☺︎


5.Many Many Many Many Many/Yukari Fresh

おやつを片手におしゃべりタイムのときに☺︎女の子のおしゃべりのようなキュートな曲。

6.YY2/蓮沼執太

まったりと平和な日曜日を公園にて謳歌できることに対しての幸せ。そんなことを思わず感じてしまえる曲。


7.Decorate/トクマルシューゴ

のびのびとした声と音は素敵な公園での日曜日を演出してくれます☺︎


8.Between Cans/HINDS
ローファイなガールズサウンドは夢心地な空間を提供してくれます。花かんむりを作るのもよし。昼寝するのもよし。


9.Big Yellow Taxi/Riddim Saunter

ジョニ・ミッチェルの名曲、しかも男性なのですが最高に心地よく最高のカバー曲となっています☺︎日曜日に公園で〜というコンセプトにとてつもなくぴったりです。

10.My World/The Go!Team

日曜日の公園でのプレイリストの締めくくりはちょっぴりセンチメンタルなインスト曲。ノスタルジックな要素も感じられます。楽しかった日曜日の終わりが切ないのは大人になっても変わりません。。