前回は女木島についての記事でしたが、今回は男木島についてになります。
男木島
人口約180人。高松から直接のフェリーはなく、女木島からのアクセスになります。(帰りは高松港まで直接のフェリーが出ています。)女木島からフェリーで約20分。平地の少ない急傾斜の島で斜面を覆う集落には、迷路のような路地がたくさんあります。瀬戸内海の島の中でも面積が小さいため歩いて島をまわることができます。というか細い道、斜面が多いため移動手段は徒歩が向いています。
↓2016年2月に開館されたばかりの小さな図書館、男木島図書館。小さな図書館だけれど本に対する愛情が伝わってくるあたたかい場所でした。スタッフの女性の方の笑顔、挨拶がとてもやわらかく本当に素敵な図書館でした。
男木島図書館
↓島の住民の方々から思い出の品を募り、ひとつひとつボトルにとじこめた作品。たくさんの人と一緒に作り上げる作品てとても素敵です。
栗真由美/記憶のボトル
↓古い空き家の中で日用品やおもちゃがオブジェとなり、くるくるまわっている。日常中の非現実的な光景。とても不思議な気分になりました。
自転-公転/林天苗
↓ふとしたところに突然現れるアート。こういったぱっと見違和感のある風景が島の日常の中に存在していることにわくわくします。
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男木島 路地壁画プロジェクト wallalley/眞壁陸二
↓穴を覗いてみたり、中に喋りかけてみたり。好奇心をかきたてられる作品。
オルガン/谷口智子
私、男木島に来たらアート作品を鑑賞する以外にも楽しみがあるんです。
それは海岸に座って吉本ばななさんの「TUGUMI」を読むこと。
TUGUMIの舞台も海に浮かぶ小さな島。(本当は静岡の方の島が舞台らしいのですが、、)この男木島という瀬戸内海の中の小さな島の海岸で、海を目の前にTUGUMIを読んでいると物語の情景がよりリアルにイメージでき、本の世界にすーっと入っていくことが出来るのです。とてつもなく贅沢な読書時間です☺︎
BGMはKaty Perryの「Teenage Dream」。儚くも美しくキラキラとしたティーンエイジ賛歌は自分の中のTUGUMIのイメージソングです。
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