2016年7月14日木曜日

Gang Starr「Hard To Earn」


天才プロデューサー・トラックメイカー、プリモことDJ Premireによる魔法。

プリモの作り出す音の中毒性に溺れてみては😎



Gang Starr「Hard To Earn」1994年発売。
THEY ARE "Gang Starr"

活動期間:1986年~2006年
出身:ニューヨーク ブルックリン
メンバー:グールー(MC)、DJプレミア(トラックメイカー、DJ)


90年代のHIPHOPにおいて最重要グループの1組として知られる。


トラックメイカー兼DJであるプリモことDJプレミアはNASの「illmatic」において「 N.Y 

State Of Mind」「Memory Lane」「Represent」の3曲をプロデュースしています。これは

彼の他の作品も聴かずにはいられないですよね。

期待を裏切らない、プリモの作るクール(すぎる)なトラックを堪能できる1枚です◎

この作品、ミニマルテクノ好きである自分にはたまらない1枚になっております。中毒性の

あるフレーズをひたすらループ、ループ、ループ。。。

そこにguruの渇いた、淡々としたラップがものすごくマッチしているんですよね。この組

み合わせはちょっと危険なのです。ランニングのときに聴いていると、どこか別世界にダ

イブしそうになるから😈あと深夜自転車で走っている時も。

個人的に中毒度が特に高くて好きなのは、4.Brainstorm、6.The Planet、11.Mass Appeal。

11→12の流れも神がかっていて好きです。



BEST SONG「Mass Appeal」
ループ天国。。

2016年7月13日水曜日

NAS「illmatic」



どんなジャンルの作品にもどんなアーティストにも「最高傑作」「名盤」と呼ばれる作品

があります。NASのillmaticもHIPHOPを語る上でマスト中のマスト。しかしこの作品にお

いては、数ある「最高傑作」「名盤」と呼ばれている作品のなかでもちょっと別次元。

はこれを聴くことで「HIPHOPってものすごく高度な芸術作品なんじゃないか?」という

疑問を持つことになりました。




NAS「illmatic」1994年発売。

Who's NAS??

活動期間:1991年~
出身:ニューヨーク クイーンズ

文学性の高い深みのあるリリックが高く評価されており、HIPHOP界最高のリリシストの一人に数えられ数々のクラシックを生み出してきた。多様な方向性に拡散を続けるこのシーンにおいて唯一、誰からも認められる最高のアーティストである。デビュー作「illmatic」は”ラップ史上最高傑作”と現在も語り継がれており、その後のラップシーンに多大な影響を与えた。


NASは人生の早い段階で学校に行くことを止めています。ただNASの書くリリックを見る

と、学校で学ぶことが人生において必ずしも必要なことではないということを思い知らさ

れてしまいます。ストリートで生きる中で得た知識や経験を基に綴ったリリックは、複雑

な言い回しや高いストーリーテリング力で成り立っています。例えば2曲目「Life' a Bitch」

という曲では”Bitch”という言葉に”厄介”とか”くだらない”などの意味をもたせています。

”人生はくだらなくてどうせ死んでいくだけだろう”というどこか冷めた視点のリリックな


のですが、このフレーズを繰り返すフック(サビ)を初めて聴いたときになんだか溶けて

しまいそうな感覚に陥ってしまいました。

派手な音や高度な楽器演奏の技術がなくても、聴いた人の心を大きく動かせることができ

る。この作品には、出会ってからずーっと圧倒されっぱなしでいます。



また、ライミングというものに意識し始めたのもこの作品からで、”Halftime”のはじめ、

You couldn't catch me in the streets without a ton of reefer
That's like Malcolm X catching the Jungle Fever
King poetic. Too much flavor, I'm major
Atlanta ain't Brave-r, I'll pull a number like a pager

この流れはいつ聴いても打ちのめされてしまいます!


また、トラックメイカーも東海岸のオールスターで、気に入ったトラックから、そのプロ

デューサーが所属しているグループまわりを聴き始めるという楽しみ方もできます◎私は

そこからDJプレミア、ピートロック、ラージプロフェッサー、L.E.S、Q-Tipを知り、ます

ますHIP HOPに深くはまっていきました。

この作品は聴けば聴くほど感じ方・楽しみ方が増してくんじゃないかなと感じます。

自分の中で人生が変わったと言って良いレベルの作品です。

2016年7月11日月曜日

THA BLUE HERB「STILLING,STILL DREAMING」


ジャパニーズHIPHOPの個人的BEST盤。




THA BLUE HERB「STILLING,STILL DREAMING」1999年発売。

THEY ARE "THA BLUE HERB"

活動期間:1997年~
出身:北海道 札幌
メンバー:BOSS THE MC(MC)、O.N.O(トラックメイカー)、DJ DYE(ライブDJ)

北海道札幌にて結成。メッセージ性の強いリリック。ハウス、アンビエントなどを取り入れたトラック。独自の音楽世界を世に送り出した彼らのデビュー作は多数のHIPHOPグループの中でも”異端”で当時、日本のHIPHOP流れを変えた、とも言われている。


音楽において未体験ゾーンというものをこれまで少なからず体験した事があるのだけど

ルーハーブの音楽体験もはまさにその中に当てはまります。シリアスでヒリヒリしていて

鬼気迫ってくる。札幌の突き刺さるような冷気が伝わってくるようなBOSS氏のラップ。リ

リック。

「THIS'98」→「ONCE UPON A LAIF IN SAPPORO」→「¥」の流れには、初めて聴いた

時思わず鳥肌がたってしまいました。

「¥」なんてリリック、トラック、フロー、全てが震えてしまうくらいのかっこよさ。

本語でこんなにかっこいいことができるんだ。。という驚いたのと同時に、日本語にしか

できないかっこいい言い回しを巧みに操る彼らの音楽からは純日本産であることの誇りも

すごく伝わってきます。メイドインジャパン。メイドイン札幌の気高いHIPHOP。

BEST SONG「¥」

2016年7月10日日曜日

N.W.A「Straight Outta Compton」



ギャングスタラップへの取っ掛かりが取れた1枚。





N.W.A「Straight Outta Compton」1988年発売。

THEY ARE "N.W.A"

活動期間:1986年〜1991年、1998年〜2002年
出身:カリフォルニア コンプトン
メンバー:イージーE、ドクタードレー(1991年脱退)、アイスキューブ(1989年脱退)、MCレン、DJイェラ、アラビアンプリンス(1988年脱退)

西海岸出身のギャングスタラップの元祖と言われている伝説的なグループ。アメリカ犯罪多発地域として有名な”コンプトン”出身で黒人差別や理不尽な社会に対してラップで立ち向かった。過激な歌詞から「世界で一番危険なグループ」としてFBIからも目をつけられる存在に。


説明だけ見ると、おっかないグループに感じると思います。、、が、このグループは結成

から解散に至るまで本当に様々なドラマがあります。ちなみに彼らの歴史とか背景に関し

ては自伝的映画「ストレイトアウタコンプトン」を観るとわかりやすいです◎ 映画とし

てもかなり面白い!



先日紹介したデラソウルとは打って変わってのギャングスタラップグループですが私はこ

の作品を聴いて、いわゆるイカついとか、過激とかなイメージのHIP HOPに対しての偏見

のようなものがなくなりました☺︎それは彼らの人生とかドラマを知った上で

聴いたからというのもあるのですが、、、

それらを抜いたとしても、音楽的にただ単純にハイパーカッコイイんです!ドクタードレ

ーの作るG funkサウンドがキャッチーなのと、メンバーがそれぞれキャラ立ちしているラ

ップ。声で誰なのかが1発で分かるっていうのってすごい!

ちなみに わかりやすいところだと1曲目で言うと、イカツイ声→アイスキューブ、普通の声

MC レン、甲高い声→イージーとなっております。中退はしたけど工科大学行ってる優

等生だったアイスキューブがイカツい声でラップが上手く、本物のギャングだったイージ

Eが甲高い声でちょっとへたっぴなラップ(失礼、、)というのが面白いところ😅これが現

実なんですね笑 ここがN.W.Aのこの作品の大きな魅力でもあります◎

ギャングスタラップもかっこいいんだ、、とここでさらに自分のHIP HOP好きの範囲が広

がることに。。

ただ、アイスキューブがこのアルバム後抜けちゃうからオリジナルメンバーでの作品は

れオンリーです。


BEST SONG Gangsta Gangsta」

うーん名曲だらけなので迷ったけどヴァースのまわし方が◎個人的に一番好きな曲!


2016年7月9日土曜日

De La Soul「3 Feet High And Risingng」



HIP HOPを聴かない人にもきっと気に入ってもらえるであろう1枚!



De La Soul 「3 Feet High And Rising」1989年発売。

THEY ARE De la soul”.

活動期間:1989年~
出身:ニューヨーク ロングアイランド
メンバー:ポス(MC、プロデューサー)、トゥルーゴイ(MC、プロデューサー)、メイス((MC、プロデューサー、DJ)


独自のユーモアセンスと革新的なサウンドでニュー・スクールの代表的なグループとして知られ、現在のヒップホップに多大なる影響を与えた。文系HIPHOPの元祖と言われることも。HIPHOP好きではない多くのリスナーからも支持されている。


ギャングでも不良でもない、ニューヨーク郊外の高級住宅街で育った3人組が奏でる最高

POPで楽しくなれるHIP HOP。ちょっと力の抜けた3人のおしゃべりのような掛け合いの

ラップを聴いたときに、いかつくないHIP HOPもあるんだということを知りました。日本

のHIPHOPアーティストにも多大なる影響を与えているそうです。確かに彼らのHIPHOPを

聴くと、自分(日本人)もHIPHOPやれるんだ!と勇気を貰えると思います。HIPHOP=ハ

ードな人生を送っていないとできない、という考えを彼らが覆してくれたんだろうな。

感じるのです。だから、私はHIPHOPを聴いたことがない、苦手、と思っている人にはま

ずデラソウルを進めます!

ジャケットもかわいいですよね。このジャケット通り、カラフルと楽しいとワクワクがギ

ュッと詰まっています。アルコールよりもオレンジ味のソーダを飲みながら聴きたい1枚で

☺︎ぜひ女の子にも、彼らと同じような文化系男子にもこんなに楽しいHIP HOPがあるん

だということを知ってほしいです。

BEST SONG「eye know

PVも手作り感と良い意味でのチープさがたまらないです◎

2016年7月8日金曜日

I LIKE HIP HOP...


音楽において HIP HOP ってどういうイメージですか?

怖そう、悪そう、イカつい、過激、ギャング、男の世界。。

男性も女性もHIP HOPを聴かない人は少なからずこういったイメージを

持っているんじゃないかな?と思います。

私はそうでした。そしてもちろん上記のイメージも間違いではないです😂

、、、が、それらだけがHIP HOPではないし、これらのイメージだけで

遠ざけるのはもったいないです!
(※HIP HOPは文化そのもので、HIP HOPミュージックという記載が   
    正しいのですがひとまずHIP HOPで統一します。)


私は音楽が大好きで色々な音楽を聴いてきましたが、HIP HOP・RAPミュージックは

避けていました。上記のイメージから喰わず嫌いしていたんです。

海外のインディーズ系のロックバンドやかわいいガールズポップ、ミニマルテクノを

特に好んでいた自分にはあまりにも好きな世界観と離れていると思われたHIP HOPは

どうも敷居が高かったんです。

そんな自分が最も好きな音楽としてトリコになってしまったHIP HOP。

なぜでしょうか。その要因を掘り下げてみました。


HIP HOPに夢中になった理由

①トラックのバリエーションが無限大。
HIP HOPのトラックには音楽的ルールがないので自由に面白いこと・格好いいこと
ができるのです。サンプリングでロック・ジャズ・ファンク・ポップス・はたまた
クラシックまで、様々なジャンルの音楽をミックスすることもできるので、どなたでも
何かしら自分の好きな曲を見つけられるんじゃないかなと思います◎
年代によっても作られた地域によってもそれぞれのスタイルがあり、違いを聴き比べる
のも楽しみ方のひとつになっていると思います!

②歴史
HIP HOPは1970年代初頭に登場したと言われている他のジャンルに比べて比較的
新しい音楽です。なのですが、その中に様々な出来事が凝縮されています。
差別や貧困、時には殺人も。。悲しく血なまぐさい事件もありますが、こういった
ことはHIP HOP音楽を知る上では避けて通れない出来事です。
これらを知ることによってHIP HOPがただ怖くてイカついものだというイメージに
少しストップがかかると思います。
この辺りは書き連ねると長くなりすぎるので興味のある方はwikipediaにて。。

③各アーティストのキャラクター性
ギャングスタライフを唄うワルなラッパーもいれば、文学的でユーモアのセンスに
溢れたラッパーも政治の強い硬派なラッパーもいる。キャラクターの豊富性。
HIP HOPを知っていくなかで本当に面白いなと思いました。
自分のキャラ、生き様を武器に音楽を作り上げるってアツイです。

④HIP HOPは高度なアートなんじゃないか
HIP HOPは基本的にはDJとラップをするMCで成り立っています。楽器を持って
演奏したり曲を歌い上げたりといったことは基本的にはないです。
そのものすごくシンプルな成り立ちで多様性な音楽を楽しめます。
そしてラップ、ライミング(韻をふむ)。
どんなに過激なことをリリックに綴っていても(私は英語がわからないというのも
あるのですが)格好いいライミングには知的さすら感じるんです。
これって誰にでもできるわけではないことだな、と思います。
どんなに楽器演奏や歌が上手くてもできるかと言われるとちょっと難しいと思います。
そう考えるとHIP HOPはストリートだからこそ生まれたものすごく高度なアートなのでは
ないか?ということをよく考えます。

ざーっと並べてみましたが、これらのことからHIP HOPって”生き様”そのもの
だと思うんです。いやはや本当に大好きです!


今回、HIP HOPへの自分なりの愛を語りました。
これからこのブログでHIP HOPの曲やアルバムをどんどん語っていきたいと思います。
少しでもHIP HOPに興味を持ってくれる人が増えれば非常〜に嬉しいです☺︎


2016年7月7日木曜日

park and culture and ....

初めての投稿です。

「park」というのは私がいずれHIP HOPを中心としたCD・レコードショップ兼

サイトをweb上に立ちあげたく、その際に付けたいと思っている名前です☺︎



このブログでは大好きなHIPHOP音楽を中心に、映画や本、その他の音楽等の

カルチャーを紹介していきたいと考えています。



私の学生時代の生きがいはもっぱら映画・音楽・本(雑誌)


などのカルチャーと高校を卒業したら上京する!という目標でした。


私の出身地はいわゆる田舎なので、観たいミニシアター系作品は


上映されないし、肝心の欲しいCDも販売されていない、という環境でした。


また、パソコンでインターネットをする環境は普通にありましたが、


youtubeやニコニコ動画といった動画サイトがまだ存在していなかったし、


スマホも全く普及していませんでした。


こういった環境にいるカルチャー好きは、時間とお金(学生にはなかなか厳しい)


をかけてCDやDVDを購入、レンタルしたりしなくてはいけません。


要は、CDの視聴、映画の評価を見る、といったことが簡単にできないので


ものすごいリサーチを重ねつつ、自分の直感を研ぎ澄ませてCD・DVDショップに


行かないとお金のないカルチャー好き学生には命取りになるのです。。


でもそうして購入した作品たちは本当〜に愛おしいし、この行動自体にも楽しさを


感じていました。


現在ではどこにいようが、インターネット通販でなんでも手に入りますし、


なんなら動画サイトで観て、聴いて済ませる。なんてこともできてしまいます。


今現在のティーンが羨ましいと思うと同時に、あの不便な田舎住まいの


カルチャー好き学生時代を体験したからこそ、好きなことを貪欲に


追求・探求する精神を培われたのかな、とも思ったりします。


もちろんインターネットも、貪欲に好きなことを追い求められるツールです!


スマホもインターネットも使用し、大人になった今でも好きなカルチャーを


追い求めることが自分の生きがいなのは変わりません。


ただ、私はスマホもインターネットも使用しますが、CDや本、DVDはデータより


断然実派です。こればっかりは私個人は、現在のデータで済ませる、という


スタイルがどうもあっていないんです。外出する時はipodやiphoneに曲を入れて


データを持ち運びますが、やはり大好きな作品は自分の手元に置いときたいです。


これは学生時代の、例えばCDを購入して家に帰ってドキドキしながらパッケージを


あけてCDプレーヤーにいれて、歌詞やアートワークを眺めながら音楽鑑賞を楽しむ、


また、ジャケットをインテリアとして並べて楽しむ、といったことが身にしみついて


いるからかな、と感じます。映画もパソコンやスマホではなく、映画館か自宅のテレビで

観たいです。別に大したこだわりではないかもしれませんが、自分の中では大きな


こだわりです。


長くなりましたが上の方でも書いたとおり、いずれHIPHOPを中心としたweb&shopを


立ち上げたいのでCDにしろ、DVDにしろ、本にしろ、実物の良さみたいなものが


少しでも伝わるようなブログにしていきたいなと思います☺︎